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傾聴力と主張力
現在、Jリーグのチェアマンをされている村井さんが、10年以上にわたり世界で活躍を続けているサッカー選手について、その人たちの共通点はなんだろうとを調べてみたことがあるそうです。
その共通点を探った結果、
圧倒的なテクニック、
人並外れたフィジカル、
常に平常心を保てるメンタリティーの持ち主
など、
サッカーに必要なスキルとして真っ先に想像がつくものではなかったそうです。
活躍を続けている選手たちはみな共通して
「傾聴力」が高い
という結果が出ました。
傾聴力。つまり話を聞く(聴く)力です。
僕が見ている子どもたちも成長のスピードが速い子たちは共通して、
しっかり話を聞いていて説明や指示に対しての理解が早いです。
すごい眼差しで話を聞いている子もいれば、
全然聞いてないようで意外と聞いてる子もたまにいます。(笑)
そして、聞いて、理解して、自分の考えを伝える「主張力」が優れている子はさらに成長スピードが速いです。
傾聴力と主張力。
つまりコミュニケーション能力です。
サッカー(フットサル)は足でボールを扱うスポーツで、ミスすることが当たり前のスポーツとも言われています。
また個人競技ではないので、自分だけが上手くいっても仲間と上手くいかなければ結果はついてこない場合が多いです。
長くサッカーを続けている選手であれば監督とソリが合わなかったりに思うように使ってもらえなかったりする経験もあると思います。
そんなうまくいかない状況を、考えて、人に聞きながら、自分の考えも主張できるコミュニケーション能力で何度もリカバリーしてきた選手が長く活躍を続けているという事でしょう。
コミュニケーション能力は、当然、サッカー以外の社会においても役立ち、多くの場面で自分を助ける武器となります。
好きなスポーツを通じてコミュニケーション能力を上げて、子どもたちがどの世界に進んでも成長や活躍ができることにつながると良いですね!